同一銘柄の株式を複数回で買付した場合、取得価額の計算は、各口座の取引を合算し「総平均法に準ずる方法」で計算します。
確定申告の際は、売却までの期間に買付した株式の平均取得単価を計算し、平均取得単価に売却した株数を乗じた金額を取得価額として譲渡損益を算出して申告します。
なお、税制上、1年間の取引は、通常「受渡日」を基準に計算しますが、一般口座の場合は「約定日」を基準として申告することも可能です。
詳細は所轄の税務署にご確認ください。
特定口座で取引した場合、証券会社ごとに銘柄ごとの平均取得単価を計算し、譲渡損益を算出します。
平均取得単価の計算方法についての詳細は、こちら をご確認ください。
同一銘柄を複数の証券会社の一般口座で取引した場合、証券会社ごとではなく、銘柄ごとに平均取得単価を計算します。
確定申告時の取得価額の計算方法は、次のように計算します。また、取得価額の確認方法は、こちら でご確認ください。
※ | 保有株式を一部売却し、その後に同銘柄を買付した場合、買付代金合計は次のように計算します。 |
※ | 株式売買手数料等は考慮していません。 |
証券会社 | 銘柄 | 株数 | 買付時の約定価格 |
A証券 | 松井電鉄 | 2,000株 | 500円 |
B証券 | 3,000株 | 450円 |