「IOC」、「FAK」は、発注後すぐに取引が成立する数量のみ約定し、約定しなかった残数量は自動で失効となる執行条件です。
「IOC」は株式取引(現物取引・信用取引・一日信用取引)で利用可能です。「FAK」は先物・オプション取引、一日先物取引で利用可能です。
通常の注文では、発注後に未約定の注文は気配板上に残るため、相場の急変時に慌てて訂正・取消をしようとしても間に合わずに約定してしまうことがあります。
「IOC」、「FAK」を指定すれば、発注後すぐに取引が成立する数量のみ約定し、約定しなかった残数量は自動で失効するため気配板上に注文が残りません。注文数量が多い場合や値動きの激しい銘柄を取引する場合でも、予定外の約定リスクを回避した取引が可能です。
なお、値段(指値、または、成行)と組み合わせることによって、「IOC指値」「IOC成行」「FAK指値」の注文が可能となります。
IOC指値・FAK指値の例
【ご注意】
- 先物・オプション取引の成行注文は、執行条件の選択有無に関わらずすべて「FAK成行」として発注されます。
- 執行条件で「IOC」、「FAK」を指定する注文は、お客様サイト、ネットストック・ハイスピードで発注可能です。スマホサイト、日本株アプリは「IOC」のみ、先物OPアプリは「FAK」のみ可能ですが、スマホサイト(クラシック)、株touchからはどちらも発注することができません。
- ネットストック・ハイスピードの2WAYスピード注文から発注した注文は、成行、指値ともに執行条件はすべて「IOC」、または、「FAK」となります。
【ご注意】 商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、
こちらをご覧ください。