海外の金融商品取引所と東証に重複上場している国内上場外国株式の基準値段について教えてください。

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  • 公開日時 : 2016/05/19 03:04
  • 更新日時 : 2022/01/21 11:05
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海外の金融商品取引所と東証に重複上場している国内上場外国株式の基準値段について教えてください。

回答

海外の金融商品取引所に重複上場している国内上場外国株式(重複上場銘柄)の基準値段は、原則海外市場の価格をもとに決定されます。

ただし、東京証券取引所が指定する銘柄については、国内市場の終値等をもとに基準値段が決定される場合があります。

 
1.海外市場の価格をもとに基準値段を決定
東京証券取引所が適当と認める時点(前取引日15:00頃)での海外の金融商品取引所における直近値段を円換算した価格が、当日の基準値段となります。

海外の金融商品取引所と東京証券取引所に重複上場する国内上場外国株式は、原則こちらの方法によって、基準値段が決定されます。
2.東京証券取引所の終値等をもとに基準値段を決定
東京証券取引所での前日終値等をもとに当日の基準値段が決定されます。
 
こちらの方法によって基準値段を決定する銘柄は、毎年4月と10月に、過去6か月間の値付日数をもとに、東京証券取引所で指定されます。

当日立会開始前の基準値段変更について

重複上場銘柄は、基準値段が決定された後に、重複上場している海外市場の価格変動を受けて、取引日の朝に当日の基準値段が変更になる場合があります。

基準値段が当日寄付前に変更となった場合、変更前に発注されていた成行注文は、08:00過ぎに失効となります。なお、基準値段が変更となった当日は、成行注文を発注することができません。

また、基準値段の変更に伴い、当日の値幅制限も変更となるため、発注されていた指値注文が値幅から外れ、注文が失効となる場合があります。

 


【ご注意】 商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、こちらをご覧ください。
 
 

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