返済シミュレーション

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  • No : 17950
  • 公開日時 : 2023/12/22 17:00
  • 更新日時 : 2024/07/29 15:09
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返済シミュレーション

回答

取引(建玉の返済、現引・現渡、現物株式の売却)、入出金、保有建玉・株式の価格変動による信用新規建余力やリアルタイム維持率の変化をシミュレーションできる画面です。
 
追証の発生を回避するために必要な入金額・返済額や、現引に必要な入金額も確認できます。
 
 ご注意
  • 各項目の基準日および数値は、夕方データ一括処理終了後(17:00頃)に更新されます。
  • シミュレーション後大引けまでの価格変動や、夜間データ一括処理終了後(翌日03:15頃)に余力に計上される金額により、シミュレーション時より維持率が悪化し、追証となる可能性があります。
  • 入力する値に呼値の単位と値幅制限は考慮されません。
  • 「試算後」のリアルタイム維持率・追証余裕額・出金余力には、発生予定の諸経費を考慮した概算値を表示します。実際の取引後、【資産状況】-【余力情報】画面に表示される数値と異なる場合があります。
  • 増担保銘柄の建玉を保有し、シミュレーション後の使用可能現金が必要保証金(内現金)を下回った場合は、画面上部に「増担保銘柄を保有しているため、信用新規建を行うことはできません。」と表示されます。
 

余力情報欄

「現在」と「試算後」の口座状況を表示します。
表示項目 内容
信用新規建余力
信用新規建注文を発注するうえでの限度額を表示します。
現物買付余力 現物買注文を発注するうえでの限度額を表示します。計算の結果、マイナスとなる場合はゼロ表示です。
リアルタイム維持率
追証審査の参考となる数値で、時価から算出した現在の維持率です。保有有価証券の代用換算額、建玉評価拘束金等を、時価で評価し算出しています。
大引け時点で「リアルタイム維持率」が20%を下回っている場合、追証が発生します。
建玉および受渡前の現引・現渡建玉がない場合は、「-(ハイフン)」が表示されます。
リアルタイム追証余裕額 追証が発生するまでの金額を時価で評価して表示します。大引け時点で「リアルタイム追証余裕額」がマイナスとなっている場合、追証が発生します。
追証回避必要入金額
現在および試算後のリアルタイム維持率が20%を下回っている場合、追証を回避するために必要な入金額を表示します。
リアルタイム維持率が20%以上の場合は、「-(ハイフン)」が表示されます。
 
※追証が発生している場合は、画面上部に赤字で「【信用】追証が発生しています」と表示されます。追証解消に必要な金額は【ホーム】に掲載されるメッセージでご確認ください(返済シミュレーションでは確認できません)。
追証回避必要返済額
現在および試算後のリアルタイム維持率が20%を下回っている場合、追証を回避するために必要な返済金額を表示します。
リアルタイム維持率が20%以上の場合は、「-(ハイフン)」が表示されます。
不足金
現在および試算後の現金残高がマイナスとなる場合、口座に不足している金額を表示します。
現金残高が0円以上の場合は、「-(ハイフン)」が表示されます。
現引・現渡判定
入力された条件で現引・現渡の可否を判定し結果を表示します。
現引・現渡が可能な場合は赤字で「可」、不可能な場合は青字で「不可」と表示します。
 
※現物株式を保有していない状態で現渡のシミュレーションを行った場合や保有株数が不足している場合は「不可」となり、エラーが表示されます。
現引・現渡必要入金額 現引・現渡判定が「不可」の場合、現引に必要な入金額を表示します。
現引・現渡判定が「可」の場合や現渡の場合は、「-(ハイフン)」が表示されます。
出金余力 当日から2営業日後までの出金余力を表示します。

各ボタン

表示項目 内容
計算する
入力された条件(想定入金額、想定評価単価、シミュレーション条件)を元にシミュレーションを行い、「試算後」に結果を表示します。
想定入金額
入金額を入力します。マイナスの値を入力すると、出金後の口座状況をシミュレーションすることができます。
返済ルール設定
信用返済順序ルール設定  】画面が表示されます。
※「建玉サマリー一覧」を選択した場合のみ表示します。
サマリー条件
複数の建玉をサマリー条件に従って、1行にまとめて表示させることができます。
※「建玉サマリー一覧」を選択した場合のみ表示します。
 
「通常」:「銘柄」、「口座区分」、「建区分」、「信用取引種類」、「市場」が同一の建玉を1行にまとめて表示
「評価損と評価益を分ける」:通常の条件に加え、評価損が出ている建玉、評価益が出ている建玉を分けて表示
「損益率別」:通常の条件に加えて、損益率を「-100%~100%」の間で20%ごとに区切って表示
並び替え
「信用建玉」「現物株式」タブの表示順は、次の項目で並び替えすることができます。初期表示は、銘柄コードの昇順です。

「信用建玉」:銘柄コード・建区分・期日・評価損益・建単価
「現物株式」:銘柄コード・時価評価額・評価損益

表示を変更する場合は、各項目および昇順・降順を選択のうえ、「更新」ボタンをクリックします。
 
※「現引・現渡建玉(未受渡)」タブの表示順は並び替えはできません。受渡日、銘柄コード、口座区分(特定>一般)、市場、取引(買>売)、種類(半年>無期>短期>一日)、建単価、建日の順で表示します。
更新 建玉の保有状況、余力情報、時価情報および並び替え条件を更新します。
再入力する
シミュレーション結果および各入力欄の値がクリアされます。また、チェックボックスが初期表示になります。
※すべてのタブの入力値がクリアされ、「信用建玉」タブの1ページ目が表示されます。

信用建玉

建玉一覧

表示項目 内容
口座区分
「特定」「一般」の別を表示します。
銘柄
銘柄名・市場・コードを表示します。
※市場には、当該建玉を建てた市場を表示します。
建区分(種類)
「買建」または「売建」を表示します。
(種類)に、制度信用取引の場合は「半年」、無期限信用取引の場合は「無期」、短期信用取引の場合は「短期」、一日信用取引の場合は「一日」と表示します。
建株数[株] 現在の建玉数を表示します。新規注文・返済注文が約定するごとに、リアルタイムで増減します。
建単価[円]
当該建玉の建単価を表示します。
株式分割があった場合、調整後の建単価となります。
建日・期日 建日(約定ベース)および信用期日(弁済期限)の前営業日を表示します。
評価損益[円]
翌朝03:15前後までは、暫定の値を表示します。
税金は考慮していません。評価損益の計算方法は次のとおりです。
 
買建玉
建玉評価損益={(評価単価×建株数)-建約定代金+受取諸経費-支払諸経費}
受取諸経費=逆日歩(※1)
支払諸経費=買方金利(※2)+管理費(税込)+名義書換料(税込)+建手数料(税込)(※2)
 
売建玉
建玉評価損益={建約定代金-(評価単価×建株数)+受取諸経費-支払諸経費}

受取諸経費=売方金利
支払諸経費=逆日歩(※1)+信用取引貸株料(※2)+管理費(税込)+建手数料(税込)(※2)

※1 逆日歩が発生するのは制度信用取引のみです。

※2 一日信用取引の場合、支払諸経費に、買方金利、信用取引貸株料、建手数料(税込)は含まれません。

損益率[%]
買建玉
{(評価単価-建単価)×当日約定ベース数量+当日約定ベース受取諸経費-当日約定ベース支払諸経費}÷(建単価×当日約定ベース数量)×100
 
売建玉
{(建単価-評価単価)×当日約定ベース数量+当日約定ベース受取諸経費-当日約定ベース支払諸経費}÷(建単価×当日約定ベース数量)×100
評価単価[円]
主市場の現在値・連続約定気配・特別気配値段(優先順位は掲載順)のいずれかが表示されます。いずれの値段もない場合と取引時間外は、直近の終値が表示されます。
想定評価単価[円]
保有建玉の価格変動をシミュレーションする場合に、任意の値を入力します。
初期表示では、「評価単価と同値」が選択されています。チェックボックスのチェックを外すと任意の値を入力できます。
※値を入力すると、すべてのタブの同一銘柄の「想定評価単価」に同じ値が表示されます。
シミュレーション条件
「なし」「返済」「現引(買建玉の場合)/現渡(売建玉の場合)」から返済パターンを選択後、「返済」の場合は株数と返済単価、「現引/現渡」の場合は株数を入力します。
※初期表示では「なし」が選択されています。
 
次の場合、現引・現渡のシミュレーションはできません。
・口座区分、銘柄、市場、建区分の異なる建玉を複数選択している場合
・追証・不足金が発生している場合
・入金、建玉の返済、現物株式の売却を組み合わせて入力している場合
・現引・現渡停止規制に該当している場合
注文
シミュレーション後、「シミュレーション条件」の右側に表示されます。
「返済」をクリックすると、【信用返済注文入力】画面が表示されます。
※一日信用建玉の場合は【一日信用返済注文入力】画面が表示されます。

建玉サマリー一覧

表示項目 内容
口座区分
「特定」「一般」の別を表示します。
銘柄
銘柄名・市場・コードを表示します。
※市場には、当該建玉を建てた市場を表示します。
建区分(種類)
「買建」または「売建」を表示します。
制度信用取引の場合は「半年」、無期限信用取引の場合は「無期」、短期信用取引の場合は「短期」、一日信用取引の場合は「一日」と表示します。
直近期日 サマリー一覧で条件を指定した建玉のうち、直近の期日を表示します。
建株数[株] サマリー一覧で条件を指定した建玉の建玉数を表示します。新規注文・返済注文が約定するごとに、リアルタイムで増減します。
サマリー対象損益率
損益率を-100%~100%の間で20%ごとに区切り、表示します。
※サマリー条件で「損益率別」を選択した場合のみ表示します。
平均建単価[円]
サマリー一覧で条件を指定した建玉の建単価の平均を表示します。
 
(各建玉の建単価×建株数)÷建株数合計
損益分岐点単価[円] 概算手数料・受払諸経費合計を含めて、損益が±0となる価格を表示します。
評価損益合計[円]
翌朝03:15前後までは、暫定の値を表示します。
税金は考慮していません。評価損益の計算方法は次のとおりです。
 
買建玉
建玉評価損益 ={(評価単価-平均建単価)×建株数+受取諸経費-支払諸経費}
受取諸経費=逆日歩(※1)
支払諸経費=買方金利(※2)+管理費(税込)+名義書換料(税込)+建手数料(税込)(※2)
 
売建玉
建玉評価損益={平均建単価-評価単価)×建株数+受取諸経費-支払諸経費}
受取諸経費=売方金利
支払諸経費=逆日歩(※1)+信用取引貸株料(※2)+管理費(税込)+建手数料(税込)(※2)

※1 逆日歩が発生するのは制度信用取引のみです。

※2 一日信用取引の場合、支払諸経費に、買方金利、信用取引貸株料、建手数料(税込)は含まれません。

損益率
買建玉
{(評価単価-平均建単価)×当日約定ベース数量+当日約定ベース受取諸経費-当日約定ベース支払諸経費}÷(平均建単価×当日約定ベース数量)×100

売建玉
{(平均建単価-評価単価)×当日約定ベース数量+当日約定ベース受取諸経費-当日約定ベース支払諸経費}÷(平均建単価×当日約定ベース数量)×100
評価単価[円]
市場で取引されている時価を表示します。
取引時間外は、直近の終値を表示します。
前日比[円] 評価単価と前日終値の差額を表示します。営業日08:49から始値が決定するまでの間は、「-」が表示されます。
想定評価単価[円]
保有建玉の価格変動をシミュレーションする場合に、任意の値を入力します。
初期表示では、「評価単価と同値」が選択されています。チェックボックスのチェックを外すと任意の値を入力できます。
※値を入力すると、すべてのタブの同一銘柄の「想定評価単価」に同じ値が表示されます。
シミュレーション条件
「なし」「返済」「現引(買建玉の場合)/現渡(売建玉の場合)」から返済パターンを選択後、「返済」の場合は株数と返済単価、「現引/現渡」の場合は株数を入力します。
※初期表示では「なし」が選択されています。
 
次の場合、現引・現渡のシミュレーションはできません。
・口座区分、銘柄、市場、建区分の異なる建玉を複数選択している場合
・追証・不足金が発生している場合
・入金、建玉の返済、現物株式の売却を組み合わせて入力している場合
・現引・現渡停止規制に該当している場合
注文
シミュレーション後、「シミュレーション条件」の右側に表示されます。
「返済」をクリックすると、【信用返済注文入力】画面が表示されます。
※一日信用建玉の場合は【一日信用返済注文入力】画面が表示されます。

現物株式

表示項目 内容
口座区分
「特定」「一般」「NISA」「旧NISA」の別を表示します。
銘柄
銘柄名・市場・コードを表示します。
※市場には、実際に買付された市場ではなく、当社選定の主市場を表示します。
保有数[株]
保有銘柄ごとに株数(単元未満株を含む)を表示します。
※同一銘柄・同一口座区分の単元株と単元未満株を保有している場合、保有数[株]には単元株と単元未満株の合計が表示されます。
 
機構間振替による株式の移管や分割等による株式の増減については、事務処理をした翌日の03:15前後に反映します。
平均取得単価[円] 購入の都度、約定価額(約定単価×約定株数)に、手数料と手数料にかかる消費税を加算した金額を取得価額として、平均取得単価を計算します(1円未満切上げ※)。
※NISA(2024年以降にNISA口座で購入)の場合は、平均取得単価の計算で1円未満の端数を切捨てします。
評価単価[円] 主市場の現在値・連続約定気配・特別気配値段(優先順位は掲載順)のいずれかが表示されます。いずれの値段もない場合と取引時間外は、直近の終値が表示されます。
時価評価額[円]
保有数×評価単価
評価損益[円] {時価評価額 -(平均取得単価×保有株数)}
手数料・税金等は考慮していません。
損益率
(評価単価 - 平均取得単価)÷平均取得単価×100
想定評価単価[円]
保有現物株式の価格変動をシミュレーションする場合に、任意の値を入力します。
初期表示では、「評価単価と同値」が選択されています。チェックボックスのチェックを外すと任意の値を入力できます。
※値を入力すると、すべてのタブの同一銘柄の「想定評価単価」に同じ値が表示されます。
※NISA口座(旧NISA含む)で保有する現物株式は代用評価されないため、想定評価単価を入力できません。
シミュレーション条件
保有現物株式の売却をシミュレーションする場合に、売却株数・売却単価を入力します。
注文
シミュレーション後、「シミュレーション条件」の右側に表示されます。
「売」をクリックすると、【現物売付注文入力】画面が表示されます。
 
 ご注意
  • ストックオプション口座で保有する株式、先物・オプション取引口座に振替した株式は表示されません。
  • 現物株式の売却シミュレーションでは、差金決済に該当する可能性がある場合、画面上部に「差金決済となる可能性があるためシミュレーションできません。」と表示されます。
  • 複数銘柄の売却シミュレーションを行った場合は、すべての銘柄が約定した前提で、差金決済の判定を行います。そのため、シミュレーションで差金決済となる可能性があると表示されても、売却の順番によっては差金決済に該当せず、売却が可能な場合があります。
  • 単元未満株は、価格変動のみシミュレーションが可能です。売却はシミュレーションできません。

現引・現渡建玉(未受渡)

現引・現渡を行い、受渡日を迎えていない建玉のみ表示されます。
現引・現渡の受渡日までは建玉を保有しているものとして必要保証金および維持率を計算するため、評価損益は建約定代金より計算した数値を表示します。
 
表示項目 内容
口座区分
「特定」「一般」の別を表示します。
銘柄
銘柄名・市場・コードを表示します。
※市場には、当該建玉を建てた市場を表示します。
建区分(種類)
「買建」または「売建」を表示します。
(種類)に、制度信用取引の場合は「半年」、無期限信用取引の場合は「無期」、短期信用取引の場合は「短期」、一日信用取引の場合は「一日」と表示します。
建株数[株] 現引・現渡を行った建株数を表示します。
建単価[円]
当該建玉の建単価を表示します。
建日・期日 建日(約定ベース)および信用取引における当社期日(弁済期限の前営業日)を表示します。一日信用取引の弁済期限は新規建日の当日です。
評価損益[円]
翌朝03:15前後までは、暫定の値を表示します。
税金は考慮していません。評価損益の計算方法は次のとおりです。
 
買建玉
建玉評価損益={(評価単価×建株数)-建約定代金+受取諸経費-支払諸経費}
受取諸経費=逆日歩(※1)
支払諸経費=買方金利(※2)+管理費(税込)+名義書換料(税込)+建手数料(税込)(※2)
 
売建玉
建玉評価損益={建約定代金-(評価単価×建株数)+受取諸経費-支払諸経費}

受取諸経費=売方金利
支払諸経費=逆日歩(※1)+信用取引貸株料(※2)+管理費(税込)+建手数料(税込)(※2)

※1 逆日歩が発生するのは制度信用取引のみです。

※2 一日信用取引の場合、支払諸経費に、買方金利、信用取引貸株料、建手数料(税込)は含まれません。

損益率[%]
買建玉
{(評価単価-建単価)×当日約定ベース数量+当日約定ベース受取諸経費-当日約定ベース支払諸経費}÷(建単価×当日約定ベース数量)×100
 
売建玉
{(建単価-評価単価)×当日約定ベース数量+当日約定ベース受取諸経費-当日約定ベース支払諸経費}÷(建単価×当日約定ベース数量)×100
評価単価[円]
主市場の現在値・連続約定気配・特別気配値段(優先順位は掲載順)のいずれかが表示されます。いずれの値段もない場合と取引時間外は、直近の終値が表示されます。
想定評価単価[円]
現引・現渡を行い、受渡日を迎えるまでの建玉の価格変動をシミュレーションする場合に、任意の値を入力します。
初期表示では、「評価単価と同値」が選択されています。チェックボックスのチェックを外すと任意の値を入力できます。
※値を入力すると、すべてのタブの同一銘柄の「想定評価単価」に同じ値が表示されます。
受渡日
現引・現渡した建玉の受渡日を表示します。

操作方法

  1. 【日本株】-【信用返済】画面の「返済シミュレーション」ボタンをクリックします。
  2. 想定入金額や想定評価単価、シミュレーション条件等を入力し「計算する」ボタンをクリックすると、「試算後」に各数値が表示されます。