• No : 1693
  • 公開日時 : 2019/09/18 17:00
  • 更新日時 : 2022/10/25 15:01
  • 印刷

株式取引の確定申告について教えてください。

回答

お客様の取引口座の種類や、1年間(1月1日から12月31日)の取引状況によって、確定申告が必要な場合があります。
なお、確定申告の要否については次の一覧を参考にしていただき、確定申告の受付期間内に、お手続きください。
確定申告に関する手続きの詳細は、所轄の税務署へお問い合わせください。

確定申告期間

取引の翌年2月16日~3月15日まで
期日が土日にあたる場合は、月曜日に繰り下げられることがあります。

確定申告の要否

年間損益 口座の種類 確定申告
利益 一般口座 原則、確定申告が必要です。
お客様ご自身で譲渡損益を計算する必要があります。
特定口座「源泉徴収なし」 原則、確定申告が必要です。
譲渡損益が計算された「特定口座年間取引報告書」を参照して、簡易に確定申告が可能です。
特定口座「源泉徴収あり」 利益が発生した場合、取引の都度源泉徴収されているため、基本的に確定申告は不要です。ただし、場合によっては確定申告をすることで節税になることもあります。
譲渡損益が計算された「特定口座年間取引報告書」を参照して、簡易に確定申告することも可能です。
損失 原則として確定申告は不要です。
 
ただし、損失を繰り越す場合(損失の繰越控除)、または配当金等と上場株式等の譲渡損失を損益通算する場合は、確定申告が必要です。

税率

上場株式等にかかる申告分離課税率は、次のとおりです。
適用年 税率
2014年1月1日以降 20.315%(所得税15.315%・住民税5%)
2013年1月1日から2037年12月31日までの25年間、復興特別所得税として所得税額に2.1%が上乗せされます。
 
【ご注意】
  • 確定申告で、上場株式等の譲渡益や配当金等を他の所得と合算して申告する場合、合計所得金額が増加します。そのため、配偶者控除等の各種所得控除が受けられなくなる場合や、国民健康保険の保険料の算定に影響が出る可能性があります。ご注意ください。
【参照】 株式取引の税制・確定申告
  特定口座制度
  確定申告は必ず必要ですか。
 
 
【ご注意】 商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、こちらをご覧ください。