オプション建玉のみ保有、または、先物建玉とオプション建玉両方を保有している場合
オプションのSPAN証拠金額は毎営業日更新されます。
当日の証拠金は取引終了後に発表されるため、取引時間中の値段のみで追加証拠金(追証)が発生するかを判断することはできません。
※ |
オプション買建玉のみ保有している場合、追加証拠金(追証)は発生しません。 |
先物建玉のみ保有している場合
追加証拠金(追証)発生までの余力は、次の方法で計算します。計算に必要な金額は、お客様サイト【資産状況】-【余力情報】画面でご確認ください。
<計算式>
- 計算時の受入証拠金総額・・・①
{現金残高+保有有価証券の代用換算額+預り増加額-預り減少額±リアルタイム先物評価損益}
- 保有建玉に対する維持証拠金額※・・・②
※ |
保有建玉の維持に必要な証拠金です。計算方法はこちらでご確認ください。 |
※ |
SPANパラメーターの変更が行われる取引日の追証審査は、変更後の維持証拠金で審査します。 |
①から②を差引きした金額が、追証が発生するまでの余裕額です。
建玉の評価損の拡大や代用有価証券の評価額の低下によって、日中立会終了時点で①から②を差引きした金額がマイナスになると、追証が発生します。
追証を回避するためには、日中立会終了までの入金や建玉返済等をご検討ください。
<例>
日経225先物9月限月を2枚買建している場合
現金残高 |
1,500,000円 |
代用有価証券※1 |
100,000円 |
預り増加額・預り減少額 |
なし |
リアルタイム先物評価損益 |
-300,000円 |
先物一枚当たりの維持証拠金※2 |
600,000円 |
※1 |
前営業日の終値(終値がない場合は基準値段)の70% |
※2 |
最新の一枚当たりの維持証拠金はこちらでご確認ください。 |
1,500,000円+100,000円-300,000円=1,300,000円・・・①計算時の受入証拠金総額
600,000円×2枚=1,200,000円・・・②保有建玉に対する維持証拠金額
①-②=100,000円
上記の場合は、追証まで100,000円分の余裕があります。
【ご注意】
- <例>で算出した金額は概算です。また、追証が発生した場合、必要証拠金を回復する金額の証拠金の差入れが必要です。実際の追証金額は、お客様サイト【ホーム】に掲載されるメッセージでご確認ください。
※ |
メッセージ内の「口座振替余力」および「合計金額」は、夜間データ一括処理中(02:00~03:00)の間は表示されません。夜間データ一括処理以外の時間にご確認ください。 |
- お客様サイト【資産状況】-【余力情報】画面の「追証余裕額」は、当日約定分の評価損益が考慮されていないため、リアルタイムの追証余裕額ではありません。
- 先物miniで追証審査する場合、四半期限月は同じ限月の日経225先物(ラージ)の清算値(終値)、マンスリー限月は、大阪取引所から発表される清算値を用います。
【ご注意】 商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、
こちらをご覧ください。