米国市場では、日本市場のように値幅制限やストップ高・ストップ安に該当する制度がありません。
そのため、株価の急変動への対応として、一定時の基準を設け、値動きを制限したり、売買を停止する措置がとられます。
リミットアップ・リミットダウン制度は、直近5分間の個別銘柄の値動きの平均を基準値として、その基準値から上下一定の割合の値幅に値動きを制限する制度です。
株価が上下限値に到達しその後15秒以内に値幅内に戻らない場合は、当該銘柄は5分間の売買停止がされます。
基準と値幅は下記のとおりです。
1)S&P500指数および Russell 1000指数の構成銘柄並びに一部のETF等
- 株価3ドル超:基準値から上下5%の範囲内
- 株価0.75ドル~3ドル:基準値から上下20%の範囲内
- 株価0.75ドル未満:基準値から上下0.15ドルまたは75%のうち狭い方の範囲内
2)その他
- 株価3ドル超:基準値から上下10%の範囲内
- 株価0.75ドル~3ドル:基準値から上下20%の範囲内
- 株価0.75ドル未満:基準値から上下0.15ドルまたは75%のうち狭い方の範囲内
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レバレッジETFの値幅は、レバレッジ倍率に応じて決定されます。 |
また、米国東部標準時刻09:30~09:45および15:35~16:00の間は、値幅は2倍になります。
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