• No : 769
  • 公開日時 : 2023/11/06 08:30
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リアルタイム維持証拠金余力とは何ですか。

回答

先物・オプション取引口座の状況をリアルタイムの時価を用いて評価した余力です。

お客様サイト【資産状況】-【余力情報】画面の【先物OP余力情報】画面で確認できます。

 
リアルタイム維持証拠金余力 現金残高+リアルタイム代用評価額±リアルタイム先物評価損益
+リアルタイムネット・オプション価値総額+預り増加額-預り減少額
 
先物・オプション取引口座が未開設の場合は、表示されません。
最終売買日を過ぎて未決済である建玉は、最終売買日の清算価格でリアルタイム維持証拠金余力を計算します。

リアルタイム維持証拠金余力の計算例

<日経225先物、買建玉2枚保有している場合>
保有建玉 日経225先物 買建玉2枚
現金残高 2,000,000円
リアルタイム代用評価額 500,000円
リアルタイム先物評価損益 -400,000円
ロスカットライン 700,000円
 

リアルタイム維持証拠金余力=2,000,000円+500,000円-400,000円=2,100,000円

なお、ロスカット口座を開設済みの場合、リアルタイム維持証拠金余力が700,000円(ロスカットライン)を下回った時点(建玉評価損が1,400,000円を超えて拡大した場合)で、ロスカット注文が発注されます。

用語説明

現金残高 証拠金現金残高です。
リアルタイム代用評価額 先物・オプション取引口座でお預りしている株式の代用評価額(現金換算の証拠金)です。
リアルタイムの時価(※)で評価した保有総額×評価掛目(70%)で表示します。
主市場における直近の約定値段、または、特別気配が表示されている場合はその特別気配、連続約定気配が表示されている場合はその連続約定気配
主市場が取引時間外の場合は終値、または、基準値段
リアルタイム先物評価損益 リアルタイムの時価(※)で評価した建玉ごとの評価損益を合計した値です。
直近の約定値段、または、当日の約定がない場合は清算値段
リアルタイムネット・オプション価値総額 「買いオプションの価値の総額-売りオプションの価値の総額」で求められる、オプションの価値総額を表示します。各オプションの価値の総額は、リアルタイムの時価(※)で計算します。
直近の約定値段、または、当日の約定がない場合は清算値段
預り増加額 先物決済益金、オプション「売り」による受取金額、振替による預り増加額です。
預り減少額 先物決済損金、オプション「買い」による支払金額、振替による預り減少額です。また、未約定分は加味していません。
ロスカットライン

ロスカット口座を開設している場合、または、一日先物取引設定適用中の場合に表示されます。

ロスカット口座を開設していない場合、ハイフン表示です。
  • ロスカットライン未設定の場合・・・「標準ロスカットライン(※)の金額」を表示します。
  • ロスカットラインを任意で設定している場合・・・「お客様任意の値でのロスカットライン金額」と「標準ロスカットライン(※)の金額」を比較し、大きい方の金額(=適用されるロスカットライン)を表示します。
通常の先物取引の標準ロスカットラインは、「VaR証拠金額×当社掛目×30%」です。一日先物取引設定適用中のロスカットラインは、「VaR証拠金額×当社掛目(一日先物)×60%」です。なお、当社が別途、標準ロスカットラインの最低基準値を定める場合があります。
最新の各種証拠金の参考値・掛目はこちら でご確認ください。
 
【参照】 ロスカット口座とは何ですか。
  先物・オプション取引のロスカット口座の開設方法を教えてください。


【ご注意】 商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、こちらをご覧ください。