株式分割する場合、信用建玉（日本株）はどうなりますか。

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回答

信用建玉として保有している銘柄に、株式分割等により新株式が付与された場合、次のとおり取扱います。

制度信用取引・無期限信用取引・短期信用取引は、原則、分割比率に応じて建玉の買付・売付数量を増加し、買値・売値（約定値段）を減額します。ただし、株式分割が単元変更と同時に行われることにより単元未満株が発生する場合は、弁済期限を設定します。ご注意ください。

建単価が修正される時間	建数量・建単価の修正方法
権利付最終日の17:00以降	分割後の建数量＝分割前の建数量×新株割当率分割後の建単価＝分割前の建単価÷新株割当率

なお、建単価に小数点以下の端数が発生する場合、修正後の建単価は次のように計算します。

分割前に計上されていた諸経費は、親株分の建玉にまとめて計上されます。

制度信用取引と、無期限信用取引および短期信用取引では、取扱いが異なります。

当該銘柄の建単価から権利処理価格（※）を差し引いて単価修正を行います。

・分割後建単価＝分割前建単価－権利処理価格（※）

※	権利処理価格とは、信用建玉に株式分割等が行われる場合に、新株等の権利処理を行うために証券金融会社で行われる入札によって算出される価格です。

なお、証券金融会社の発表する権利処理価格での建単価修正が完了するまで、当社の定める権利処理価格により仮の建単価修正を行います。正確な建単価は、原則、権利落ち日17:00以降にお客様サイトに反映します。

建単価が修正される時間	建単価の修正方法
権利付最終日の17:00以降	分割前の建単価－当社の定める権利処理価格（仮の建単価修正）
権利落ち日の17:00以降	分割前の建単価－証券金融会社の発表する権利処理価格

実際の権利処理価格は証券金融会社で行われる入札で決定するため、当社の定める権利処理価格により算出した仮の建単価は、一時的に理論価格から乖離する場合があります。
入札により決定した権利処理価格による建単価の修正が完了するまで、信用建玉の評価損益および信用建玉を決済した場合の受渡金額は、実際の金額と異なる場合があります。ご注意ください。

原則、弁済期限を設定します。ただし、当社の判断で弁済期限の設定を行わず建単価を修正する場合があります。

無期限信用取引および短期信用取引における権利処理価格は、証券金融会社の発表する権利処理価格を利用することはできないため、制度信用取引の株式分割等に用いる権利処理価格とは異なります。

当社の定める権利処理価格については、こちらでご確認ください。

建単価が修正される時間	建単価の修正方法
権利付最終日の17:00以降	分割前の建単価－当社の定める権利処理価格

【用語説明】

権利付最終日	配当や分割等の株主権利を取得することができる最終取引日。権利確定日の2営業日前。
権利落ち日	株式を買付しても、配当や分割等の株主権利を取得することができない日。権利確定日の1営業日前。
権利確定日	発行会社が決める決算期末日。株主名簿を確定する日。株式分割の場合、権利割当日（基準日）ともいう。

【ご注意】

【参照】	株式分割時の信用建玉の取扱い
	権利処理価格を教えてください。

【ご注意】商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、こちらをご覧ください。