両建て設定(FIFO:先入れ先出し)は、FXお客様サイトおよび松井証券 FXアプリから変更できます。
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FXスマホ画面で「両建て設定」は利用できません。 |
両建て設定(FIFO:先入れ先出し)を変更することで、スピード注文で「FIFO(先入れ先出し)」を利用するかどうかを設定できます。
各チャネルから両建て設定(FIFO:先入れ先出し)を変更する方法は次のとおりです。
FXお客様サイト
両建てする場合は、FXお客様サイト【設定】-【注文設定】-【通貨ペア初期設定】画面で通貨ペアごとの「両建て設定(スピード注文)」を「両建てする」に変更し、「設定」ボタンをクリックしてください。
FIFO(先入れ先出し)とは
FIFO(先入れ先出し)は、先に入れた(保有した)ポジションを先に出す(決済する)方式です。
発注した取引区分(売/買)と反対ポジションを保有している場合、古いポジションから決済されます。
FIFO(先入れ先出し)では、保有ポジションに応じて、「新規」「決済」が自動で指定されます。
注文の際に「新規」「決済」を指定する必要がないため、スピーディーに発注することが可能です。
ポジションを保有していない場合や、発注した取引区分(売/買)と同一ポジションを保有している場合は、新規注文となり、ポジションが追加されます。
【例1】
米ドル/円の買建玉1万通貨を保有している状態で、米ドル/円の買注文1万通貨を発注
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保有ポジション(買建玉)と同一ポジションの注文となるため、米ドル/円1万通貨の「新規買注文」が発注されます。
約定後は、買建玉1万通貨が追加され、2万通貨の保有となります。
また、FIFO(先入れ先出し)を利用することで、ドテン注文を行うことも可能です。
ドテン注文は、同一通貨ペアにおいて、現在の保有ポジションを決済すると同時に、新規で反対のポジションを建てて、ポジションを一気に転換する注文です。
保有ポジションより多い買注文・売注文を発注すると、超過した分が反対のポジションの新規注文になります。
【例2】
米ドル/円の買建玉1万通貨を保有している状態で、米ドル/円の売注文2万通貨を発注
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保有ポジション(買建玉)と反対ポジションの注文となるため、米ドル/円1万通貨の「決済売注文」が発注され、保有している買建玉1万通貨が決済されます。
保有ポジションから超過した1万通貨分の売注文は、「新規売注文」として発注され、売ポジションの新規建玉となります。
このように一回の注文で、決済とポジションの反転(売建玉1万通貨)を行うことができます。
ご注意
- FXお客様サイトと松井証券 FXアプリの「両建て設定」は、連動していません。ご利用のチャネルごとに設定が必要です。
- FIFO(先入れ先出し)で発注する時に、指値等の部分決済注文が発注されている場合、発注可能数量内のFIFO(先入れ先出し)を発注した時点で指値注文は取消されます。
- FIFO(先入れ先出し)設定をご利用で、注文確認画面において通常レートが表示された場合でも、保有建玉の状況により1件の発注が新規・決済に分割され、取引区分ごとの注文数量合計が「数量上限」以下となった注文については、縮小レートで約定します。
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【ご注意】 商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、
こちらをご覧ください。