信用取引の場合、配当金の権利は取得できませんが、買建玉の場合は信用配当金(配当落調整額)の「受取り」、売建玉の場合は「支払い」が発生します。
はじめての信用取引 簡単Q&A集 ~配当金はどうなりますか?~
権利付最終日の大引けまでに保有していた信用建玉銘柄に配当金がついた場合、現物取引の配当金とは異なり、配当金から所得税源泉徴収相当額(※)を差し引いた金額で受払いが行われます。
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所得税源泉徴収相当額:配当金×15.315%
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制度信用取引 | 一般信用取引 (無期限信用取引、短期信用取引、一日信用取引) |
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買建玉 | 信用配当金=配当金×84.685% | 信用配当金=配当金×84.685% |
売建玉 | 信用配当金=配当金×100% |
買建玉 | (100円×1,000株)×84.685%=84,685円の受取り |
売建玉 | (100円×1,000株)×100%=100,000円の支払い |
信用配当金は、選択している配当金の受取方法に関わらず、配当支払開始予定日(当該発行会社の権利確定日の2~3か月後)以降に総合口座に順次反映され、お客様サイトの次の画面で確認できます。
※ | 一般口座で権利を取得した信用配当金は特定口座損益には含まれません。 |
なお、信用配当金は税制上、株式譲渡損益に合算されます。年間を通して譲渡益が出た場合は、その譲渡益に対して20.315%(所得税15.315%・住民税5%)が課税されます。
【ご注意】 商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、こちらをご覧ください。