• No : 11314
  • 公開日時 : 2019/12/20 16:00
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株主優待を目的とした「つなぎ売り」について教えてください。

回答

信用取引の売建てを利用した「つなぎ売り」とは、現物取引で買い、信用取引で売建てする取引手法です。

株主優待を目的とした「つなぎ売り」を行う場合、権利付最終日までに同一口座区分で同一銘柄の「現物取引の買い」「信用取引の売建て」を同じ値段で同時に行い(クロス取引)、権利落ち日に「現渡」で決済します。

株価が下落すると現物株式は損が出ますが、信用取引の売建玉は利益が出るため、つなぎ売りを行うことで株価変動の影響を受けずに株主優待の権利を取得することができます。

取引方法

  1. 寄付前に、同一口座区分で同一銘柄の「現物買注文」と「信用新規売注文」をそれぞれ、同一株数、成行で発注します。
    権利付最終日までにお取引ください。
    後場寄付で行う場合は、前場終了後(11:30)から後場開始前(12:30)までに発注する必要があります。
     
  2. 権利落ち日以降、売建玉を「現渡」により決済します。
【ご注意】
  • 当社で取引する際は、あらかじめ入金する必要があります。
  • 現物買注文や信用新規建注文は「現物買付余力」「信用新規建余力」の範囲内で受付けます。
  • 成行の買付注文の場合、「値幅制限の上限(ストップ高)×発注株数」分の「現物買付余力」が必要です。値幅上限は、「株式注文入力」画面右下にある「取引条件」内をご確認ください。
  • 寄付以外に当該注文を発注した場合は、現物買注文と信用新規売建注文が同じ価格で約定しないことや、不公正取引(仮装売買)に該当することがあります。

つなぎ売りに必要なコスト

信用取引の売建を利用した「つなぎ売り」は現物取引の手数料以外に、信用取引の手数料や貸株料等がかかります。
 
売買手数料 現物買い、信用売りをする際の手数料がかかります。
信用取引の貸株料 保有日数分の貸株料がかかります。
逆日歩(品貸料) 制度信用取引の場合、信用売りをしている銘柄が株不足になると、逆日歩が発生することがあります。無期限信用取引では、逆日歩は発生しません。
信用配当金の支払い 配当のある銘柄を信用売りした場合、信用買いをしている人に対して信用配当金の支払いを行う必要があります。つなぎ売りをする場合、「信用売りで支払う配当相当額」と「現物買いで受取る配当金」の差額が実際のコストになります。
 

信用取引で売建てができる銘柄

信用取引で売建てができる銘柄は、制度信用取引の場合は取引所が選定した「貸借銘柄」、無期限信用取引の場合は「松井証券が指定する銘柄」のみです。

銘柄の確認方法は次のとおりです。

【制度信用取引】
お客様サイト【情報検索】-【QUICK情報】画面で確認できます。

【QUICK情報】画面左側の空欄に銘柄コードを入力し、「表示」をクリックすると、銘柄名下の表記で区別することが可能です。

「貸信」・・・貸借銘柄(信用新規買い・信用新規売り可能な銘柄)
「融信」・・・信用銘柄(信用新規買いのみ可能な銘柄)

表示のない銘柄は制度信用取引を行うことができません。

【無期限信用取引】
取扱銘柄(信用取引)で確認できます。
 
取扱銘柄でも取引規制銘柄に該当する場合、取引できません。詳細は、当社取引規制でご確認ください。
 
【参照】 株主優待
  いつまでに買付けていれば、株主優待や配当の権利を取得できますか。


【ご注意】 商品・サービスごとの投資に係るリスクおよび手数料等の説明は、こちらをご覧ください。